ヨシュアのGeek Diary in Board Game & Metal

趣味に関する個人的感想をだらだら書いていくブログです。

世界初の5GのデュアルSIMはなんと2万円台から [Xiaomi Redmi 10X 5G]

おはこんばんにちは。ヨシュアです。

 

先日DLしたゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドを夕飯終わってからずっとやってたらブログ更新する時間なくなってました。

もはややりすぎてゲーム時間=5時間=睡眠時間ぐらいになってて困ります。睡眠不足で倒れそう。

 

 

 

さて、私買い物をする時にかなり調べ物をする癖がありまして、それでいろいろとガジェットにハマることが多いです。

 

その中でもスマホ現代社会において日本国民若者全員が一日数時間は手にしていることでしょう。

しかもその用途は多種多様。人のこだわりが現れやすいところなので様々なメーカーが幅広い需要に合わせていろんなヴァリエーションのスマホを出しています。

 

 

 

私は去年の11月か12月ぐらいにXiaomi Mi Note 10を購入しているので、しばらくスマホを買い換えることはないでしょうが、完璧に満足しているものではないので、いろいろと新製品情報は楽しみにしています。

 

 

↓これと同じ奴(私は個人輸入ですが、国内販売と同じハードでソフトウェアアップデートによりちゃんと技適とってる製品です。)

Xiaomi Mi Note 10 グレイシヤーホワイト 【日本正規代理店品】

Xiaomi Mi Note 10 グレイシヤーホワイト 【日本正規代理店品】

  • 発売日: 2019/12/16
  • メディア: セット買い
 

 

 

余談ですが、Mi Note 10はXiaomiの日本展開が公式発表された次の日にGearbestから個人輸入しました。結果的に国内発売日よりも早く手に入れることができましたが、そんな数日と1万円弱の価格差に対してリスクを負う必要があったのかは今でも謎。

 

 

学生時代の研究室が光や無線の通信技術に関連したところなので、5Gとか授業でやってましたし、なんなら6Gの話もちらほら聞きます。

 

5Gってみなさんご存知だとは思いますが5th Generationの略ですからね?間違ってもどこぞのテレビ番組みたいにWiFiルータの5GHz帯を差して5Gって言わないでくださいね?

 

なので、5Gの普及しそうな今、我々が直接関連できるところでおそらく最初に5Gに関われるスマホは大注目のガジェットですね。

 

 

 

 

そんな中私がヤホーで調べて気になるスマホを見つけましたので、皆さんに紹介させていただきたいと思います。

 

 

Xiaomi Redmi 10X 5G (Pro) 

www.gsmarena.com

 

 

これの何が面白いかっていうと5GのDSDVなんですよ・・・

 

これ!

 

なんと!

 

世界初!

 

 

です。

 

うん。タイトルでネタバレしてますね。

 

しかも10Xは2万円台、10X Proは3万円台で買えちゃうんですね~

タイトルでネタバレしてますね~

 

無印とProの違いはカメラがほとんどですかね。

 

 

DSDVってのはDual Sim Dual VoLTEのことで、Simカードを2枚利用できて、2枚同時に待受できるってことです。

Simカード2枚使えても通話中はLTE使えなかったり、そもそも通信できなかったりとかする端末もございます。

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VoLTE (Voice Over Long Term Evolution)ってLTEを通話用に拡張させた通信規格の一種なんですけど、5Gってまた新しい規格なのでDSD5とかDSDFとか書くべきなんですかね。

これからどういう呼称になってくのか期待ですね。私が第一人者になったらいいな。

 

・・・と思ったら5Gでの規格名はVoNR (Voice Over New Radio)なので、変わらずDSDVでいいらしいです。つまんな。

 

 

 

 

話を戻して、この製品の製品スペックとして気になったのはやっぱりSoCがMediaTek Dimensity 820であることです。

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SoC (System On a Chip)はいわば携帯の脳で、処理能力やできることを決めてるところです。

いろんな機能が集積されてますが、マイコンプロセッサーと呼ばれるものにメモリや通信モジュールなどデジタルデータを処理/管理する部分のほぼすべてが入ってます。

たまに耳にするARMとはマイコンプロセッサーにも入ってるCPUコアの名称(かつ会社名)で、CPUコアは他にも日本のRenesasなどが設計してます。

ちなみにARMは2016年からソフトバンクグループの完全子会社です。

 

SoCメーカー(ブランド)で主流なのは

QualcommのSnapdragon

・HiSilicon (≒Huawei)のKirin

MediaTekのHelio

AppleのBionic

です。

CPUコアもSoCも「メーカー」っていう表現をしていますが、実際に工場を持って生産してる企業と設計のみ行い外注する企業がありますが、便宜上メーカーとさせていただきました。

 

 

XiaomiはMediaTekのHelioシリーズを使ったことあるのは知っていましたが、Dimensityというのは初めて聞きました。

どうやらハイエンドラインみたいですが、製品の価格帯を考えると、高級ラインという意味合いよりかは先進的ラインみたいですね。

調べても5G対応SoCばっか出てきますし。

 

 

さて5G 2枚差しがこの値段で出てきた背景を考察してみましょう。

 

 

まず中国は先端科学技術を共産国家の名の下、非常に高速に普及させることができます。

日本では2019年にキャッシュレス元年とか言って盛り上がってましたが、まだ私が幼い頃、約10年前、とかでも中国ではQRコード決済は存在していて、5年前ぐらいからは街中でQR決済できないとこはないぐらいでした。

 

その時から私はSuicaのほうが便利やんと思ってましたが、いざ自分でQR決済してもやっぱり不便でした。

世界にはNFC (Near Field Communication)という規格が非接触通信規格として一般的ですが、やはりSuica (Felicaという規格)の低遅延の素晴らしさには敵わないと思ってます。

鉄道乗客車数が圧倒的に世界一な日本だからこそ生まれた技術です。

話逸れた・・・。

 

 

もちろん5Gも例にもれず、HuaweiやZTEなどの通信ベンダーが基地局をえっちらほっちら建ててます。ただ、通信というのはもちろん送り手と受け手があって成立するものなので、端末が必要ですね。

そこで、普及のためにXiaomiが中国の通信キャリア China Unicomとコラボしてこういう製品を出してると思ってます。

 

そもそもなんで5Gを推し進めたいのかはいろんな理由があると思いますが、中国固有の理由として考えられるのは国民総管理の実現じゃないでしょうか。

相互監視社会も関連してるとは思いますが、これ以上は怖くて言えないですね。

 

日本ではまだ5Gの対応スポット狭すぎますね。 

 

 

 

5GのDSDVが出たということだけで一筆書いてみたが、内容は製品そのものより、5Gの話ばっかでしたね。

製品のスペックレビューなんてググればいくらでもありますよ。

 

 

 

5Gは中国勢に圧倒されてしまいましたが、6Gはぜひ母校に期待ですね。

 

 

遅延や同時他接続数にも重点を置いてる5Gとは違ってただ速さを求めた6G。。。

www.nikkei.com