ヨシュアのGeek Diary in Board Game & Metal

趣味に関する個人的感想をだらだら書いていくブログです。

街乗り用ミニベロ(小径車)?!?選 Tern or DAHON or Renault

おはこんばんにちは。ヨシュアです。

キュレーションサイトのあまりの参考のならなさに、Google検索欄に「-選」をつけて検索しますが、さすがに一般的な文字過ぎて怪しい通販サイトしか表示されなくなり悲しい思いをすることがあります。

 

 

本題に入りますと、以前シクロクロス的な自転車を探してましたが、実はミニベロ(小径車)も探してたんですよ。

ほどほどに25km/hぐらい出せて、軽くて持ち運びしやすく、盗難の可能性も低いので。

ドロハンだと無駄に被盗難率上がるらしいので。

 

ちなみに私は以前の記事で挙げた希望アップデート点とは違い、旅行の際の輪行のしやすさで折り畳み小径車(=フォールディングミニベロ)にフォーカスしています。

 

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こんなやつ

 

 

 

boardgame-music.hatenablog.com

 

旅行先でバス待ち、電車待ちとかしたくない人も多いと思います。私も基本的にはそうですが、とあるエピソードからこれも悪くないなと思うこともあります。

 

学生時代に行った福岡で、漢委奴国王で有名な金印公園に行こうとして志賀島に向かいましたが、公園が工事中で、公園目の前のバス停で次のバスまでの50分待ったことがあります。

誰もいないし、何もない海岸沿い(崖沿い)で波の音を聴いたり、または好きな音楽を聴いたり、そしてそれに合わせて大声で唄ったり、TARITARI。

非常にノスタルジーで一生の記憶に残る思い出です。TARITARIもめちゃくちゃ好きなアニメです。

 

 

 

さて、話を自転車に戻しまして、ミニベロを選び始めてわかったことがあります。

 

まず、

 

ミニベロはブランドで選ぶべき

 

 

というのもミニベロって見た目の軽快さとは別に、なかなかハードルの高いタイプの自転車です。

 

・折りたたみ機構による安全性

・小径タイヤからくる衝撃や転がりの悪さ

・不適切なギア比の場合のスピードの出なさ

 

ホームセンターで買えるような普通の軽快車と比べてもレベルが違って不利です。数万余計に出してただただ軽くてかっこいい自転車が手に入ると思うなよ。

 

 

そんな感じで候補に入るブランドが下記

 

 

BTWINは自転車に詳しい人でも馴染みは薄いと思いますが、日本においては登山を趣味にする人に知名度の高い、Decathronというフランス発総合スポーツショップの自転車部門オリジナルブランドです。

全然おすすめではありませんが個人的にDecathronは好きなので載せてます。

 

Decathronのオリジナルブランドは登山向けのQuechua、ストリートスポーツ向けのOxeloを始め、信頼性は高いのですが、公式サイトの情報が薄いのでやっぱりやめときます。

 

Decathronは数年前に兵庫県西宮に日本1号店をオープンしましたが、今年4/24に幕張にオープンし、関東初出店いたしました。

どちらも少し郊外にあるのはDecathronの強みである豊富な製品群であったり、カスタマーエクスペリエンスをアピールするために敷地面積の広さを確保するためですね。

 

 

次に石橋ブランドもタイヤで世界トップシェアを誇るのはわかりますが、個人的な偏見で惹かれないので、外します。

 

 

Bromptonは歴史のある名門ブランドですが、価格が高くなんと20万弱

私は折り畳み自転車にそんなに出せません。

出せるならBrompton買ってます。

 

 

残りの3ブランドから選ぶのがベターでしょう。

そして詳細は本記事最後の「余談」に記しますが、私はある程度のスピードは出したいので、タイヤ20インチ以上(451 and 406: 詳細は余談へ、重さとの兼ね合い含む)、変速付き、10万前後のものをピックアップしていきます。

 

 

Dahon

Mu D9

Horize Disc

Visc EVO

Speed Falco

Boardwalk D7

Ciao

Route

・Tern

Verge (P10, N8)

Link (C8, A7)

Node

BYB P8

Renault

Miracle Mach8

Platinum Mach (8, 9)

 

 

全体的な傾向として、

Dahon車種バリエーション

Ternは走行性や機能性重視

Renault軽さと走行性能

です。

あとメーカーや車種によって、折り畳み方法や折りたたんだ時のサイズがかなり変わってきますので、そこも考慮に入ると思います。

 

その他軽い特長として

 

 

Dahon

Mu D9: 普通of普通。これを基準にしてもいいぐらい。

Horize Disc: タイヤ太いし、ディスクブレーキ。軽い非舗装路なら余裕か?

Visc EVO: Mu D9より全体的にアップグレード。なんとロードバイク用コンポのTiagra装備

Speed Falco: クロモリフレームでかっこいい。Mu D9より速めな仕様。勘だけどVisc EVOのほうが速そう。

Boardwalk D7: 細くてスタイリッシュ&クラシカル。だが特段軽くはない。安め。見た目重視の人に。

Ciao: 泥除けつき。またぐところが湾曲してる。スカートでもかんたんに乗れるのでおしゃれを気にする女性向けかも

Route: 上記すべてのうち最廉価モデル。普通。泥除けつき。カラバリ豊富。カゴとかもつけられるので、ママチャリ代わりにも。

 

また、公式サイトにはアイコンでアクティブスタイル、スタンダードスタイル、リラックススタイルと分かれている。のんびり楽な姿勢で低速で走りたい人はリラックス、ミニベロといえどある程度スピードを出して移動したい人はアクティブ、わからない人はスタンダードでいいでしょう。

 

Tern

Verge (P10, N8): N8はTernのスタンダード。P10はディスクブレーキなどN8を豪華仕様に。

Link (C8, A7):C8はN8の廉価版。価格差考えると出せるならN8のほうがいろいろいいと思う。A7は最廉価モデル。

Node C8: 24インチ。泥除けつき。ほとんど持ち運ばない人へ

BYB P8: 折り畳みサイズのコンパクトさを重視。ただし重め。畳んだ時に転がせるようなキャスターつきですけど、日本国内においては電車では使えないです。

 

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私はTernの車体の湾曲が好きです。Dahonのもクラシックなやつは雰囲気ありますが、先進的な方のスタイリッシュさはこっちのほうが上だと思う。

 

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折り畳み自転車超注意点

鉄道会社の規則により、自転車を持ち込む場合は専用の袋(でかいゴミ袋とかNG)で車体すべて包まれてる必要があります。サドルを持つことで運びやすくしている車種もありますが、袋の中にある必要なので、電車使う場合は無意味です。キャスター付けて転がすのもだめです。

 

↓こんなやつ↓

 

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Renault

Miracle Mach8

Platinum Mach (8, 9)

 

Miracle Mach8とPlatunum Mach8の違いわからん。8と9も9のほうが変速機の性能いいぐらいで大きな差はない認識。

 

 

 

 

自分なら

メインとして万能に使いたいとき、Tern Verge N8

サブとして街乗り専用で折りたたんで持ち運ばないならDahon Route

同じく街乗り専用で見た目気にするならDahon Broadwalk D7

物珍しさで所有欲が湧くのはDahon Horize Disc

軽いのがいいならRenault Mach8 (MiracleでもPlatinumでも)

 

 って感じですね。

 

 

 

折り畳み自転車って見た目のバリエーションも結構多いので、自転車ショップでいろいろ見てるだけでも楽しそうですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

余談その1:

自転車が出すスピードというのはタイヤの外周とギア比(リアクランクとフロントクランクの歯数の比)で進み具合が決まり、そこに乗り手がどれくらいペダルを回すかによって速度が決まります。

 

計算式は後ほど示しますが、人がペダルを一回転させた場合、フロントクランクが一回転し、それとチェーンでつながったリアクランクがどれくらい回転するのかが、ギア比で決まります。

当然リアクランクが回転した分と同じ角度だけタイヤも回転しますので、円周を掛けるとどれくらい進むか決まります。

 

自転車の構造を考えれば当然ですね。

 

つまり、

速度 = ギア比[-] * タイヤ外周長[m] * ケイデンス(=一分間あたりのペダル回転数)[rpm (=rotatin per minute)]

と求められます。

 

この時、速度の単位は[m/s]となってしまうので、体感としてわかりやすいように単位変換をしてあげれば、

速度[km/h] = ギア比[-] * タイヤ外周長/1000[km] * ケイデンス*60 [r/h]

となります。

 

それならどんな自転車でも同じスピードで走れそうに見えますが、自転車の種類によってケイデンスが大きく変わってくるので、速度はやっぱり個人によります。

 

また、空気抵抗や地面からの抵抗もこの計算式にははいっていませんが加速度に影響を与えるので、車種によって違いが出ます。

例えばミニベロは転がり抵抗という地面からの抵抗が多く、負の加速度(≒減速率)が大きい自転車です。

 

 

 

そして、本記事で話題にしたミニベロはタイヤ外周長が一般的な自転車よりも小さいので、ギア比を大きくする必要があるわけです。

 

ですので、変速がない車種でしたり、あっても比率がおかしいようなやつだと思い切り漕いでも空回りしてしまって、スピードが出ないこともあるんです。

 

またスピードはタイヤ外周長に比例するので、一言に折り畳みと言っても20インチなどの大きめサイズのほうが快適に走れそうで私の好みにあってたわけです。

 

余談その2:

実は一言に20インチと言っても406と451という2つの規格があります。

 

451のほうが細いタイヤしかはけないという認識です。

つまり、どちらかと言うとスポーツバイクに近く、シティサイクルよりも少し頻繁に空気を入れる必要性がでてきますが、軽く漕げます。

また406にして太いタイヤを履くとパンクに強くなるので、路面の悪いところでも楽しめます。

これは完全に好みです。

見分け方は「20インチ 451 406」とかで調べればわかります。