ケルン旅行記 世界遺産とビールと時々ボードゲーム
おはこんばんにちは。ヨシュアです。
6/11(木)はドイツでは聖体祭という祝日でお休みでした。正確にはドイツ全体ではなく、ミュンヘンのあるバイエルン州を含むいくつかの州だけなのですが。
こういうところでもドイツの連邦制が日本と比べて違うことを感じますね。
私はこの休みと、ドイツ来てから初めて使った有給でケルンというドイツ4番目の都市に遊びに行きました。
⇐更新遅すぎ!
目的は世界遺産であるケルン大聖堂とケルシュビールでした。ケルシュビールはケルンでしか飲むことの出来ない正真正銘ブランドビールです。
ケルン旅行を勧めた友人のプランはFKKというドイツ風俗店が含まれてましたが、このご時世濃厚接触が許されるわけもなくやってませんでした。
1日目夜着の一泊旅行でしたが、時間があまり過ぎたので、ふとボードゲームを探してみたら思わぬ良店と思わぬゲームを手に入れたので、ラッキーでした。
それでは旅の流れを写真で紹介~
いきなりですがまず初日の夕食から
ホテルにチェックインした後、適当にブラブラしてたら見つけたイタリアンレストラン
Ristorante Etrusca
振り返りとしてグーグルマップ見返してたら近くにヒロシマナガサキパークというのがありました。
なんだここ。ちょっと寄っておけばよかった。
もちろんケルンに来たということでこの店でケルシュビールを頂きました。
ケルシュビールはシュタンゲと呼ばれる200mlの細長いグラスで飲むのが一般的であり、この店も例に漏れず、細長いです。
ドイツはケルンもミュンヘンも醸造所の直営レストランやバーがあるのですが、ケルシュビールの場合、そういったところではわんこそばのようにグラスが空いたら注ぎに来るそうです。行ってませんが。
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味はかなりフルーティーでマイルド
苦味が少なく、麦をダイレクトに感じることができるビールです。
個人的にはかなり好きですね。無限に飲めちゃう。
刺激が少ないビールだが、疲れた体でもごくごく飲めちゃう。
普段あんまりビール飲まないんですが、日本のビールで例えるとプレモルのコクを薄くした感じです。
日本で飲めないのが残念なほど自分の舌に合いました。
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そしてイタリアンレストランであるのでイタリアンビールもいただきました。
あまり馴染みがないですよねイタリアビールって。
実際にイタリアではワインが主流ではあるんですけど、若者はビールの方を好むようです。その理由は若者に好まれがちなピザがビールに合うからみたいです。
味は2杯目なのもあってか、感動は少なめでした。
ケルシュビールよりは比較的苦味がありますが、ほどよいバランスで、料理に合うなと思いました。
ケルシュビールは単独で完成されてて、料理と合わせると少し負けてしまう感じですね。
そして料理も一品だけ紹介します。
フルでドイツ語だったのですが、30~40品目ぐらいある全メニューを英語で説明してくれました。まじDanke Schön。
正直このしいたけがこの日一番美味しかった。
焼いたしいたけにガーリックオイルかけてるだけに感じられるのに、なぜこんなにうまいのか。
日本に帰ったら試してみよう。
牛肉のカルパッチョは完全に初めて食べた。そもそも生肉をほとんど食べたことないし。
単品だと普通においしいとしか言えない。多分ビールよりかはどちらかと言うとライトボディの赤ワインに合う気がします。
しいたけはビールにも合ったし、ワインなら白ワインのフルボディかな。
食後ホテルまで散歩してたら、日本語表記のあるラーメン屋ありました。バイトのにーちゃんが店の横でタバコ吸ってましたが、明らかに日本人でしたね。
めっちゃ惹かれましたが、次の日までちゃんとケルンの料理屋で堪能しつくしました。
(昼のように明るいですが、サマータイムの影響もあり、21時ぐらいまで明るいです。)
散歩途中で他のケルシュビールも買って比較しました。
まずやっすい。
そりゃソフドリ感覚で飲めますわ。
味の差はわからなくもないけど大差ないので、何飲んでもケルン来たという満足感は味わえるでしょう。
そして次の日、
ホテルの朝食がなんと
全ラッピング!!!
と思いきやパンだけはセルフで取れました。
コロナ禍での対策だと思いますが、パンだけトングで取れるのは未だに謎。
そして二日目の目的地はもちろん
ドン!!
だい~せい~どう~
でっか~
でっか~
右のおじさんごめん。
中はいるとこんなん
こういうとこ初めて入ったけど、お布施してお参りしてる人も多いし、日本の寺社と近い扱いの建造物なんですね。
その後街中を散策したところで昼前にケルンの観光目的も完遂してしまいました。
ランチでももちろんビール(ケルシュではありませんが笑)
これもコロナ禍での体験なのですが、ドイツでは飲食店等長居する店に訪れると、左下に写ってる紙に連絡先を書き、残しておく必要があります。
普段全く書く機会のない、住所や電話番号もこれだけ書かされたら覚えますわ。
行く場所ないな~と思って調べてたらどうやらチョコレート博物館というのがあるようです。
館内の写真はこれしかないですが、カカオのフェアトレードの話や、加工工程の再現やチョコが食べられてきた歴史が展示されてました。
昔は固形ではなく液体のホットチョコで食していて、貴族のティータイムのお供だったそうです。
ドイツは世界第二位のチョコの消費量を誇り、日本の5倍もあります。
チョコメーカーLindtの博物館ですが、Lindtはスイスのメーカー。なぜケルンに??(スイスが消費量一位)
チョコも終わって悩んでたらふと思いついたボードゲーム
ボードゲームショップを巡りに行きました。
その中でも紹介したいのが
BRAVE NEW WORLD
店内はこんな感じ
最初に店入っていきなり店主に「何探しに来た?」と声をかけられ、勇気を出してボードゲームを意味するドイツ語の「Brett Spiel」って言ったら、
「HAHAHA、ここはボードゲームショップだ。Music Store行ってCDが欲しいんだなんて言わないだろ?」
と言われました。いろいろ習慣が違うのを感じた。でも入り口の方はフィギュアとか置いてたし、他のブロックにはWARHAMMER系のミニチュアもめちゃくちゃ置いてあるやんけと思ってしまった。
そこで「どんなゲームが欲しいんだ?」と聞かれたので、Strategy Gameと答えたらそこから始まったのが、カウンセリング。
・プレイ人数
・プレイ時間
・予算
を聞いてきて、いろいろ勧めてくれました。
最初に勧めてくれたのが
Pret-A-Porter
「ファッションをテーマにしてるけど決してガーリーでキュートなゲームではない。お金も飛び交う考えどころの多いストラテジーゲームだ」
と勧められました。
自分はファッションも好きなので、ファッションをテーマにしたボードゲームが欲しかったが、良さそうなのがなくて、自分で作ろうとしてたところです。
次にはどんなのがおすすめされるのかなと思ってましたが、サイズ(大鎌戦役)やテラフォーミングマーズなど持ってるものばかり。
たまに聞いたこともないゲームをパッと思い出すが、店に在庫がないことを落胆する店主さん。
結局これを買って帰りました。
オタクがいろいろ喋りたがりなのはどの国も共通なようで、1話したら10から20返してくれました笑
商品を棚から探しながら独り言のように喋るので、問いかけられてるのかハテナになることも多々ありましたけど
もし似たような店が日本にあったら常連になりそうな気がしますが、ボードゲームオタクの人口がドイツより圧倒的に少ないので難しそうですね。
すごろくやはカウンセリングをするイメージありますが、取り扱いしてるボードゲームは決してオタク向けではないですからね。
ちなみに箱が入る袋がなかったみたいで、こんな感じでテープを貼られて手提げできるようにしてくれましたww
これもなかなかない体験ですね。
ボードゲームを肩からかけて観光地を歩くのはなかなかに恥ずかしかったです。
さて、帰りの電車の時間も近づいてきました。
またも別の店でビールを飲んで帰りの途につきます。
結果3食ともイタリアンでしたね。
あ、そういえばケルンといえばオーデコロン発祥の地としても有名で、お土産に購入いたしました。
そもそもオーデコロンは「ケルンの香水」という意味らしいです。ケルンのスペルはKölnです。
そしてメタラーにとってはアンジェラゴソウの出身地ってことで有名ですね。(俺も離れてから初めて知ったけど)
本記事で紹介したところです(+1箇所のボドゲショップあり)
さよならケルン
またいつか