ヨシュアのGeek Diary in Board Game & Metal

趣味に関する個人的感想をだらだら書いていくブログです。

Stonemaier Gamesの新作Pendulumは日本語版も発売決定!!砂時計3つを使ったリアルタイムワーカープレイスメントとはワクワクさせてくれるじゃないか!

おはこんばんにちは。ヨシュアです。

最近ツイッターでナンジャモンジャがまたプチ流行しててやりたくなりました。反射神経使うゲームってあんまないですよね。

 

 

さて、サイズやウィングスパンでお馴染みで、私が最初に覚えたボドゲ出版社であるStonemaier Games社から新作Pendulumが出るんですが、それの日本語版がアークライト社から発売されることが決定いたしました!!

タイトルどおりですね!

 

 

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arclightgames.jp

 

 

 Pendulum発売情報

Stonemaier Gamesの前作Tapestryは日本語版が2020年3月に発売されたばかりです。それは従来と同様に英語版から少し経ってから発売されたのですが、今回は完全に英語版も未発売の状態で日本語版の制作決定を発表いたしております。

 

というのも今までStonemaier GamesはKickstarterでファンディングを成功させてから、それのローカライズを各国で売ってるんですが、今回は発売前にローカライズという珍しいパターンです。

(もしかしたら前作もそうだったかも・・・)

 

 

発売時期に関してですが、同時発売というわけにはいかないです。

なぜなら日本語版のアークライトが年内発売予定としてるのに対し、Stonemaier GamesのHPでは・・・

stonemaiergames.com

 

Release Details: Pendulum will be available to preorder from Stonemaier Games in early August, with all preorders being shipped in August from fulfillment centers in the US, Canada, Australia, and the UK. 

 英語版8月発送と書いてますね。

 

Stonemaiers公式でも英語以外の言語はTBAとなってますし、現時点で年内発売と書いてあって8月に発送される未来はどうしても見えないので、年末でしょう。

 

そしてお値段はなんと税抜7200円(予定)

最近の大箱にしては高くないですね・・・感覚麻痺ってるかも。

私が始めた当初(といっても4年前とか)は大箱は主にホビージャパン社の税抜6000円が基準だった気がします。

これより高けりゃ躊躇するぐらいの感覚でした。

でも今や8000,9000は割と出てて、逆に10000円を超えるゲームはそれ以上に出てる気がしますね。

ボードゲーム市場のマニア率の増加を見て、高額ゲームでもローカライズして売れると確信してるんでしょうかね。

 

プレイ人数は1-5人

プレイ時間は60-90分

 

 

 

 Pendulumのメカニクス

アークライトの説明は

リアルタイム×ワーカープレイスメント×エンジンビルド ゲーム

と謳ってますね。

 

なんだこれ、、、

リアルタイムのワカプレだと?そんなこと60-90分できるか?

各ラウンドのとあるフェイズのみリアルタイムなんでしょうけど、それでもしんどそうなゲームですね。

 

リアルタイムで思い浮かぶのは最近日本語版をクラウドファンディングで成功させたミレニアムブレードですね。日本語シール貼ったものをプレイしたことがあるのですが、ワチャワチャ感やゲームバランスの調整のされてなさ、ユニークカードの多さ、セットアップの面倒くささでファンドしてないです。

 

 

そもそもアークライト社はワーカープレイスメントとかエンジンビルディングとか専門用語をゲームシステムとして記載して初心者を取り込むつもりはあるんですかね?

少なくともこんなゲームでは誘致していないって?それもそうか。

 

 

ボドゲに少し詳しくなってもワカプレはわかってもエンジンビルドとかあんまり馴染みがない人も多いと思います。

 

エンジンビルドとは広義で言う拡大再生産の一種で、あるアクションを行うことで、プレイヤーが他に行えるアクションを強くするというものです。

 

一番わかり易いのが同社のウィングスパンですね。3列並んだアクションは鳥が置かれるにつれてだんだん一つのアクションで行えることが増えてって強くなっていきます。

他にはサイズも同じです。「増強」アクションを行うことで、キューブが移動し、上段のアクションはメリットが増えたりし、下段のアクションはコストが安くなっていきます。

 

ここまで説明したようにエンジンビルドはStonemaier Gamesの大得意技です。

この会社は研修で"How to design Engine Building"みたいな講座でもやってるんでしょうかね。多分先生はJaymy Stegmaier直々。

 

 

 Pendulumのゲーム内容

主にStonemaier社公式HPのまとめになります。

 

 

Pendulumではプレイヤーはドゥンヤ大陸の貴族となり、亡くなった王の継承者となるべく、他の貴族と勢力争いするゲームです。

 

4つの勝利トラックがあり、それをリアルタイムな行動も交えてリソースを稼ぎながらトラックを伸ばしていきます。

その4つのトラックとは

・パワー

・名誉

・人望

・伝説

です。

 

あれ?4つのトラック・・・Tapestryと一緒やん!!あれは勝利点ではなくどちらかと言うとリソースとしてのトラックですが、出版社同じでここまで最近だと意識せざるをえない。

 

 

そして、Pendulumの試作品はStonemaier Games Design Day(社内コンペ?)で歴代最高点をとったそうです。期待できますね。

また、加えてこのゲーム、おすすめする人が書かれてて、それが下記のゲームが好きな人です。

 

世界の七不思議はあくまで「同時プロット」かつ「同時処理」なので、前者はアクションプロットゲーム全般、そして後者はサイズの下段アクションでも採用されてるので、ファンの傾向が近いかと言われると不明ではと思います。

 

そして内容物ですが、

Featured Components:

  • 1 box (30x30x7cm; 2 kg). Each first-printing box is individually numbered.
  • 1 game board (53x50cm)
  • 25 meeples (5 per player)
  • 3 sand timers (45 sec, 2 minutes, 3 minutes)
  • and much more to be revealed…

まず重くない?2kgって

そして一人あたり5人のミープルと53×50のメインボード。

これは結構小さめなので、5人プレイの際でもリアルタイムという部分で不利な人がでないような設計なんですかね。

それかまだ書かれてないが個人ボードがあって、結構大きめとか。

 

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そしてこのゲームで一番の特長である砂時計!!

45秒、2分、3分と3種類あります。どう使い分けるかわかりませんが、複数あるのはなかなかに驚き。

 

今の所メカニクスの新規性からかなり関心の高いゲームです。

 

なので、もっと調べてみます。

Design Noteがあるのでまずはそれを読もうかな。

砂時計の管理により特定のプレイヤーが不利になってしまう懸念についても説明されてるようですし。

 

 

 

発売したらワーカーを置く指が女の子とぶつかって「あっ・・・」っと恋に落ちちゃいたいです。